最近では生前葬などが流行しているようですが、大多数の一般的な人の葬儀はまず家族等の方が亡くなってから始まると思います。家族や親類等のご臨終からの流れとして、葬儀業者を手配してから、死亡届を市町村役場に提出し、ご遺体の安置を行い、納棺、お通夜、告別式、火葬するという流れが一般的です。
その中でまず、行わなくてはいけない事は、業者の選定と死亡届の提出です。業者の選定には病院の出入り業者がいる事が多いです。出入り業者は突然の対応にも慣れていますから、ドタバタしがちな葬式の準備でもたスムーズに対応する事が出来るようになります。
また、死亡届は死亡から7日以内に市町村に提出しなければいけませんし、火葬を行う為に必要になりますので、早めに提出する事をおすすめします。さらに、ご遺体を式の日まで安置する必要があります。ご遺体の安置場所は自宅や民営の斎場・安置所等があります。
ただし、民間の斎場に安置するとなると料金が日ごとにかかりますので、注意が必要です。もちろん、自宅で安置する場合はお金はかかりませんが、ご遺体を安置するスペースが必要になります。その後は、死亡した方の親しい方に死亡した事と式の執行の日を通知し、業者に式の執行、火葬を行ってもらう形になります。
火葬後は遺骨を家に持って帰宅すれば、とりあえずひと段落つきます。それから一週間後には初7日の法要がありますが、こちらに関しては葬式の当日に行う事が多く、初七日の法要を行う事は少なくなっているようです。葬儀は準備から式の執行まで時間がなくドタバタしがちですので、簡単な流れを知っているだけでも役に立つと思います。